さいたま市緑区の小児科、めざわこどもクリニック。
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最近のトピックス

2019.7 先天性風疹症候群 (CRS)について

2018年夏に首都圏を中心に広がった風疹の大流行による初の先天性風疹症候群が、2019年に1月に埼玉県で報告されました。妊娠初期に風疹に罹患すると、特に妊娠20週頃までの母体に感染すると, 風疹ウイルスが胎児に感染して、 心疾患, 白内障, 難聴, 低出生体重, 血小板減少性紫斑病,精神運動発達遅滞等の様々な症状を示す先天性風疹症候群(CRS)の児が出生する可能性があります。

母親が顕性感染した妊娠月別のCRS の発生頻度は、妊娠1 カ月で50%以上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度です。成人でも15%程度不顕性感染があるので、母親が無症状であってもCRS は発生する可能性はあります。

風疹を予防するには、ワクチンを受けることが最善です。2006年度以降, 1歳児(第1期)および小学校就学前1年間の児(第2期)を対象に,麻疹風疹混合ワクチンを原則とした2回の定期接種が行われています。2016年度風疹含有ワクチンの接種率は第1期97.2%, 第2期93.1%であり,第1期は95%以上とする目標に達していますが、 第2期はまだ達していません、ワクチンを忘れずに受けて下さい。また、これまで風疹の定期接種を受ける機会のなかった1962年4月2日から1979年4月1日生まれの男性(現在39才10月から56才10ヶ月)を対象に、風疹の抗体検査を受けた上で抗体価が低い場合に定期接種をする方針が示されていますので、対象の男性は検査と接種をおすすめします。

2017.6 アニサキス症

アニサキスによる食中毒がテレビで取り上げられました。アニサキスは生鮮魚介類(サバ、イワシ、カツオ、サケ、サンマ、イカ、アジなど)に寄生し、これらの魚介類を食べることで食中毒となります。
典型的な症状として、アニキサスに対するアレルギー反応として激しい腹痛や吐き気、嘔吐などの胃腸症状が出ます。じんましんやアナフィラキシー症状が出ることもあります。

2017.7 咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱はプールの水を介して感染するため「プール熱」とも呼ばれます。年齢は5歳以下が約6割を占める。主な症状は、発熱や咽頭炎、眼の症状です。
潜伏期は5~7日で、発熱で発症。頭痛や食欲不振、全身倦怠感とともに咽頭炎による咽頭痛、結膜炎による結膜充血、眼痛、羞明、流涙も表れ、3~5日程度持続します。

2017.8 手足口病

手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。

感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに良くなる病気です。しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物をきちんと処理することです。特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員とこども達が、しっかりと手洗いをすることが大切です。特におむつを交換する時には、排泄物をきちんと処理し、しっかりと手洗いをしてください。
手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。また、タオルの共用はしてはいけません。
手足口病は、良くなった後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。

2017.9 RSウイルス感染症(respiratory syncytialvirus infection)について

RSウイルスによる乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までに大半の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染し、その後も再感染を繰り返します。
症状としては、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。しかしながら、初めて感染発症した場合は重くなりやすいといわれており、乳期、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)のお子さんがいらっしゃる場合には、感染を避けるための注意が必要です。
RSウイルス感染症は例年冬期に報告数のピークが見られ、夏季は報告数が少ない状態が続いていましたが、2011年以降、7月頃から報告数の増加傾向がみられています。今年は、例年になく早い流行になっています。

2017.11 今年のインフルエンザについて

通常、わが国では通常12月~3月ごろに季節性インフルエンザとして、A型、B型が流行します。
今年の南半球のインフルエンザの流行は、例年より早く始まった事から北半球でも同様に早く始まるのではと予測されています。
緑区でも11月に入ってある小学校で流行が始まっていますが、まだ局所的で中高が広がっていません。
また、インフルエンザの予防注射のワクチンの不足で大変なことになっていますが、慌てないでくださいと岡部先生も新聞で言っています。
12月に入ってからでも、希望される方は打ってください。
インフルエンザの主な感染経路は咳、くしゃみ、会話等から発生する飛沫による感染(飛沫感染)であり、ほかに飛沫の付着した物に触った手指を介した接触感染もあります。
感染後、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛がでて、咳、鼻汁などの症状がこれに続きます。
いわゆる通常感冒と比べて全身症状が強い事が特徴です。通常は1週間前後でよくなります。
インフルエンザの流行期が始まるにあたり、咳エチケット(罹っている人はマスク着用し、咳をするときにティッシュやハンカチで口を覆うなどの対応をする)、それから手洗いなどの手指の衛生を徹底する事が大切です。
 

2018.1 この冬のノロウイルス感染症

冬に流行する感染性胃腸炎ですが、今シーズンの流行は大きくならないと専門家は言っています。
それは、胃腸炎の増加の傾きから推測でき、過去五年間の中で立ち上がりの傾斜が小さいからです。
冬の胃腸炎の多くは、ノロウイルスと言われています。
昨シーズンに流行したウイルスと今年のウイルスが違うので、ノロウイルスに感染したことのない乳幼児や免疫が低下した高齢者の方は感染に注意してください。

2018.3 自分でできる花粉症対策

花粉の飛散のシーズン中は、花粉症の症状を軽くするために、花粉が体内に入ってこない様に工夫することが大切です。また、症状が出る前から治療を始めることも大切です。
生活上で気を付けたい事
(1)花粉・気象情報をインターネットやテレビでチェックしましょう。
(1)雨が前日か未明まで降り、天気が回復してきて、南風が吹いているときは要注意です。
(2)外出する時は、帽子やマスク、メガネ、スカーフを着用して花粉の侵入を防ぎましょう。
(2)1日のうちで飛散の多い時間帯(午後1時から3時頃)の外出はなるべく避けましょう。
(2)花粉のつきやすいウールなどの衣類の着用はやめましょう。
(3)家に帰って来た時は、玄関に入る前に衣類についた花粉を払い落としましょう。
(3)手洗いや洗顔、うがいをして、花粉を洗い流しましょう。
(4)家の中では、ドア・窓を閉め、掃除をこまめにしましょう。
(5)寝る時の対策は、布団を外に干さない、枕元の花粉を拭き取る。お風呂、シャワーで花粉を洗い流す。
などです。
睡眠を十分にとって、体調を万全にし、ストレスを溜めないように気をつけて、喫煙や飲酒などは控えましょう。

2018.5 麻疹について

麻疹ウイルス感染による急性熱性発疹症です。
咳や鼻汁による飛沫感染、空気感染で感染します。
感染すると10から12日で、熱、咳、鼻汁、眼脂や結膜炎などの症状が出、2から3日続いた後に、高熱と発疹が出現します。
発疹が全身へ拡大すると、熱は、次第に下がり良くなっていきます。
肺炎、中耳炎を起こしやすく、まれに脳炎を発症することもあります。
予防には、予防注射が有効です。
定期予防接種対象のお子さんは、早めに予防注射(MRワクチン)を受けましょう。
定期予防接種以降でも、麻疹ワクチンを1回受けた、受けていない、お子さんは、MRワクチンを受けましょう。

2018.7 熱中症について

熱中症とは、暑い環境や体温が下がりにくい環境で起こる、体の異常のことをいいます。
かつては、夏の暑さや炎天下で具合が悪くなったり倒れたりする状態は、日射病などと呼ばれていました。
熱中症の予防のポイント

(1)気温・湿度のチェック
高温・多湿に気をつける事が大切です。クーラーや扇風機で温度管理を。
(2)こまめに水分補給を
暑い時は、多量の発汗があり、水分を失ってしまいます。乾きを感じる前に、こまめに水分補給を。
(3)無理な運動は避けましょう
運動時は熱中症の危険度が高まります。
(4)服装
吸水性や速乾性のよい通気性の良い素材のものを。帽子や日傘で日差しを遮るようにしましょう。
淡い色は暑さを吸収しにくいので、白などの色を。
(5)体調管理
疲労や体調不良が熱中症になる危険度が高まります。寝不足や食生活に注意して体調の管理を。

熱中症の予防に注意して夏を乗り切りましょう。おかしいなと思ったら病院を受診しましょう。

2018.9 風疹の流行

風疹が首都圏を中心に5年ぶりに流行しています。
風疹とは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症です。
症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と診断することは困難な疾患です。
なお、妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、胎児にもウイルスが感染して、脳や眼などに障害がある先天性風疹症候群の児が生まれる可能性があります。
妊娠中は風疹含有ワクチンの接種は受けられず、受けた後は2ヶ月間妊娠を避ける必要があります。
そのために、男女ともがワクチンを受けて、まず風疹の流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが大切です。
1歳になったら、MRワクチンを忘れずに受けてください。

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