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2017.6 アニサキス症

アニサキスによる食中毒がテレビで取り上げられました。アニサキスは生鮮魚介類(サバ、イワシ、カツオ、サケ、サンマ、イカ、アジなど)に寄生し、これらの魚介類を食べることで食中毒となります。
典型的な症状として、アニキサスに対するアレルギー反応として激しい腹痛や吐き気、嘔吐などの胃腸症状が出ます。じんましんやアナフィラキシー症状が出ることもあります。

2017.7 咽頭結膜熱(プール熱)

咽頭結膜熱はプールの水を介して感染するため「プール熱」とも呼ばれます。年齢は5歳以下が約6割を占める。主な症状は、発熱や咽頭炎、眼の症状です。
潜伏期は5~7日で、発熱で発症。頭痛や食欲不振、全身倦怠感とともに咽頭炎による咽頭痛、結膜炎による結膜充血、眼痛、羞明、流涙も表れ、3~5日程度持続します。

2017.8 手足口病

手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。

感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。一般的な感染対策は、接触感染を予防するために手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することです。特に、保育施設などの乳幼児の集団生活では、感染を広げないために、職員とこども達が、しっかりと手洗いをすることが大切です。特におむつを交換する時には、排泄物を適切に処理し、しっかりと手洗いをしてください。
手洗いは流水と石けんで十分に行ってください。また、タオルの共用はしてはいけません。
手足口病は、治った後も比較的長い期間便の中にウイルスが排泄されますし、また、感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあると考えられることから、日頃からのしっかりとした手洗いが大切です。

2017.9 RSウイルス感染症(respiratory syncytialvirus infection)について

RSウイルスによる乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染し、その後も一生、再感染を繰り返します。
症状としては、軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々です。しかしながら、初めて感染発症した場合は重くなりやすいといわれており、乳期、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。そのため、特に乳児期早期(生後数週間~数カ月間)のお子さんがいらっしゃる場合には、感染を避けるための注意が必要です。
RSウイルス感染症は例年冬期に報告数のピークが見られ、夏季は報告数が少ない状態が続いていましたが、2011年以降、7月頃から報告数の増加傾向がみられています。今年は、例年になく早い流行になっています。